3期目を迎えて

11月に入り、おかげさまでアクティブビジョン株式会社は3期目に入りました。

会社設立が昨年2017年の3月ですから、実質的にはまだ一年半ちょっとですが、決算期を10月末にしている関係で早くも3期目ということになります。

まだ、会社を経営しているという実感が湧かない、というか、何をどうすれば売上が伸びるのか、とか、自分の会社にとって「営業」とは何をすることか、といったことが、正直に言えば今ひとつピンとこないままに来ています。何とか(一人だけですが)家族を養っていける程度にはなっている中、自分一人だけで回している会社で、これ以上売上げを伸ばすということの意味は何だろう、とか、人を雇うとして、それはどういう状況で、どういう人を会社に迎えるのだろう、とか、いろいろ考え出すと迷路に入り込む感じがしています。

すでに、いわゆる事務仕事的なものは、オンラインサービス含めた外部にアウトソースすることが容易かつ一般的で、実際にそういうアウトソースをしていることもあり、間接部門的な役割の人を雇用するということは少なくても当社のような零細企業においてはリアリティがありません。

一方で本業の方は、うまく一言で説明できないような、かなり属人的要素も含めた業務内容であるために、新人を(中途採用含めて)雇用して数ヶ月の研修をすれば何とかなる、という性質のものでもないため、定期採用的に人を増やすということも、あまりリアリティのない話というのが現状です。

「ギルド」的なものを新しい時代に沿った形で構想しなければいけないのかも、といった話も、似たような仕事の仕方をしている人同士ではしたりするのですが、まだちょっと具体的に像を結んでいないところ。

すでに、AIなどを活用して、売上を伸ばしながら従業員数を減らしている企業も出現している時代なので、売上の拡大と雇用の拡大が無条件に比例するというのは、古い考え方だとも思えますし、必要な時に必要なお金が手元にあればいい、とするなら、不必要に売上が拡大しても、手元にお金がダブついているのでは意味がないし、前時代的な気もしてしまいます。

そんなわけで、自社の経営に関しては手探りしながら日々過ごしていますが、業務としては、新たなお話もいくつか頂いており、自分がそれに関わることの意義を感じられるものばかりで、その点はゼニカネ抜きに幸せなことだと思います。

そのうちの一つは、早ければ今月中に対外的にも公表される可能性があり、自分がこれまで受け取ってきたことの恩返しが出来るかも、と思っていて、とても楽しみにして準備をしているところです。

とりとめもありませんが、日々いろいろと考えつつ、元気に過ごせていることが何よりありがたいことだな、と。

今後とも、アクティブビジョンをお引き立てのほど、どうぞよろしくお願い致します。